糸リフトの効果はいつから実感?即効性と持続期間を専門医が詳しく解説
「糸リフトを受けたいけれど、効果はいつから出るの?」「施術後すぐに変化を感じられる?」そんな疑問をお持ちの方は多いのではないでしょうか。
糸リフトは、コグ(棘)が付いた医療用の糸を皮下組織に挿入し、たるみを物理的に引き上げる治療です。メスを使わずにリフトアップできる手軽さから、幅広い年代の方に支持されています。
本記事では、糸リフトの効果がいつから現れるのか、施術直後・1週間後・1ヶ月後と時系列で詳しく解説します。即時効果とコラーゲン生成による遅延効果の違い、効果のピーク時期、持続期間まで、実例を交えてお伝えします。
効果を最大化するポイントも必見です。たるみ治療やほうれい線改善で糸リフトを検討している方は、ぜひ参考にしてみてください。
目次
1. 糸リフトの効果が現れる仕組み
2. 施術直後から1週間後の糸リフトの効果
3. 1ヶ月後から3ヶ月後の糸リフトの効果
4. 糸リフトの効果持続期間
5. 糸リフトの効果を最大化するポイント
6. よくある質問(FAQ)
7. まとめ
糸リフトの効果が現れる仕組み
糸リフトの効果は、二段階のメカニズムで発揮されます。
糸リフトの効果-即時効果
これは、糸に付いたコグ(突起)が皮下組織をしっかりとキャッチし、物理的に引き上げることで生まれる効果です。施術が終わった瞬間から、フェイスラインのリフトアップを実感できます。
糸リフトの効果-持続性効果
糸が皮下組織に挿入される刺激によって、周りの線維芽細胞が活性化し、コラーゲンやエラスチンの生成が促進されます。この効果は施術後1〜2ヶ月かけて徐々に高まり、糸が体内で吸収された後も、新しく生成されたコラーゲンが皮膚を支える土台となるため、リフトアップ効果が長期的に持続します。
つまり、糸リフトは「今すぐ」と「これから」の両方の効果を兼ね備えた治療法なのです。
即時効果と遅延効果の違い
即時効果は、糸の物理的な引き上げ力によるものです。施術直後から鏡を見て「あ、上がった」と実感できる方がほとんどです。
一方、遅延効果は生体反応によるものです。糸の刺激で細胞が活性化され、コラーゲンが増殖していく過程で、肌のハリや弾力が向上します。この効果は施術後1〜2ヶ月かけてじわじわと現れ、3〜6ヶ月でピークを迎えます。
両方の効果が重なることで、糸リフトは「すぐに変化を感じられる」と「長く効果が続く」を同時に実現しているのです。
施術直後から1週間後の糸リフトの効果
施術直後は、すぐにリフトアップ効果を実感できます。
鏡を見ると、フェイスラインがシャープになり、頬の位置が上がっていることに気づくはずです。ほうれい線やマリオネットラインも浅くなり、顔全体が引き締まった印象になります。この変化は、糸のコグが皮下組織を引き上げることで生まれる物理的な効果です。
ただし、施術直後は腫れや内出血が出ることもあります。腫れは2〜3日程度で落ち着き、内出血は1週間ほどで目立たなくなります。マスクで隠れる部位なので、腫れが気になる方はマスクをして翌日から出勤される方も多いです。
1週間後の状態
1週間後には、腫れや内出血がほぼ落ち着き、自然な仕上がりになってきます。
この時期は、糸が組織に馴染み始める段階です。施術直後の「引っ張られている感じ」が和らぎ、より自然なリフトアップ効果を実感できるようになります。周囲の人からも「なんだか若々しくなった」「顔がすっきりした」と言われることが増える時期です。
ただし、まだコラーゲン生成による遅延効果は現れていません。この段階で感じる効果は、主に糸の物理的な引き上げ力によるものです。
1ヶ月後から3ヶ月後の糸リフトの効果
1ヶ月後になると、コラーゲン生成による遅延効果が現れ始めます。
糸の刺激で活性化された線維芽細胞が、コラーゲンやエラスチンを生成し始めるため、肌のハリや弾力が向上します。この時期から、「肌質が良くなった」「毛穴が目立たなくなった」といった美肌効果を実感する方が増えます。
3ヶ月後がピーク
3ヶ月後には、糸リフトの効果がピークを迎えます。
この時期は、糸の物理的な引き上げ効果とコラーゲン生成による美肌効果が最も高まるタイミングです。フェイスラインのリフトアップに加えて、肌のハリや弾力、透明感が向上し、総合的な若返り効果を実感できます。
また、糸の周辺にできるコラーゲンなどの線維化組織が皮膚や皮下組織を支えるため、糸が吸収された後もリフティング効果が持続します。この時期から、糸リフトの真価が発揮されると言えるでしょう。
糸リフトの効果持続期間

糸リフトの効果持続期間は、使用する糸の種類によって異なります。
一般的に、PDO(ポリジオキサノン)糸は半年〜1年程度、PCL(ポリカプロラクトン)糸は1〜2年程度の持続期間とされています。ただし、個人差があり、肌質やたるみの程度、生活習慣などによって持続期間は変わります。
効果が薄れる前のメンテナンスが重要
糸リフトは、効果が永久に続くわけではありません。糸が体内で吸収されると、物理的な引き上げ力は徐々に弱まります。
理想のフェイスラインを保つには、定期的なメンテナンスが大切です。効果が弱まる前に再施術を行う「メンテナンスリフト」が理想的です。放置すると初回のリフト効果が薄れ、たるみが通常のスピードで進行してしまいます。
当院では、2回目以降の糸リフトを10%割引で提供しています。定期的に受けていただくことで、長期的なたるみ予防につながります。
年代別の推奨メンテナンス頻度
20代・30代の方は、ハリ重視で1年に1回のメンテナンスがおすすめです。この年代は、たるみの予防や肌質改善を目的とした施術が中心になります。
40代以上の方は、たるみが進行中のため、半年〜9ヶ月に1回のメンテナンスが理想的です。この年代は、たるみの改善と予防を同時に行うことが重要です。
ただし、これはあくまで目安です。個々の肌状態やたるみの程度に応じて、最適なメンテナンス頻度をご提案します。
糸リフトの効果を最大化するポイント
糸リフトの効果を最大化するには、いくつかのポイントがあります。
①適切な本数と挿入位置
糸リフトの効果は、使用する本数と挿入位置によって大きく変わります。
たるみの程度や脂肪の量、骨格に応じて、最適な本数と挿入位置を見極めることが重要です。当院では、超音波で皮膚の厚さを測定し、一人ひとりに最適なコグタイプを選定しています。
一般的に、軽度のたるみには6〜8本、中等度のたるみには10〜12本、重度のたるみには14本以上が推奨されます。ただし、これはあくまで目安であり、個々の状態に応じて調整が必要です。
②信頼できる医師選び
糸リフトは、医師の技術力によって仕上がりが大きく変わります。
経験豊富な医師は、顔の骨格や筋肉の動き、脂肪の分布を正確に把握し、最適な挿入位置と角度を見極めることができます。また、左右対称性や表情の自然さを考慮したデザインも重要です。
③他の治療との併用
糸リフト単独では限界がある場合、他の治療との併用が効果的です。
例えば、ヒアルロン酸注射を併用することで、凹んだ部分にボリュームを補い、より自然な仕上がりになります。ボトックス注射を併用することで、表情筋の過剰な動きを抑え、たるみの進行を遅らせることができます。
また、ハイフ(HIFU)を併用することで、皮膚の深層から引き締め効果を高めることができます。当院では、一人ひとりの状態に応じて、最適な組み合わせをご提案しています。
よくある質問(FAQ)
Q1. 糸リフトの効果はいつから実感できますか?
施術直後から、フェイスラインのリフトアップ効果を実感できます。ただし、コラーゲン生成による美肌効果は1〜2ヶ月かけて徐々に現れ、3〜6ヶ月でピークを迎えます。
Q2. 糸リフトの効果はどのくらい持続しますか?
使用する糸の種類によって異なりますが、PDO糸は半年〜1年程度、PCL糸は1〜2年程度の持続期間とされています。個人差があり、肌質やたるみの程度、生活習慣などによって持続期間は変わります。
Q3. 糸リフトは痛いですか?
施術中は局所麻酔を使用するため、痛みはほとんど感じません。施術後は、軽い違和感や引っ張られる感じがありますが、数日で落ち着きます。痛みに弱い方は、笑気麻酔や静脈麻酔の追加も可能です。
Q4. 糸リフトのダウンタイムはどのくらいですか?
ダウンタイムは1〜3日程度です。腫れや内出血が出ることもありますが、マスクで隠れる部位なので、翌日から出勤される方も多いです。内出血は1週間ほどで目立たなくなります。
Q5. 糸リフトは何回受けるのが理想ですか?
効果が薄れる前に再施術を行う「メンテナンスリフト」が理想的です。20代・30代の方は1年に1回、40代以上の方は半年〜9ヶ月に1回のメンテナンスがおすすめです。ただし、個々の肌状態やたるみの程度に応じて、最適な頻度をご提案します。
まとめ
糸リフトは、施術直後から効果を実感できる即効性と、時間をかけて現れる持続性効果を兼ね備えた治療法です。
施術直後は糸の物理的な引き上げ力によるリフトアップ効果を実感でき、1〜2ヶ月かけてコラーゲン生成による美肌効果が現れます。3〜6ヶ月でピークを迎え、半年〜2年程度の持続期間が期待できます。
効果を最大化するには、適切な本数と挿入位置、信頼できる医師選び、他の治療との併用が重要です。また、定期的なメンテナンスを行うことで、長期的なたるみ予防につながります。
当院では、一人ひとりの肌状態を丁寧に診察し、最適な治療プランをご提案しています。カウンセリングでは、肌状態と理想の状態を入念に確認したうえで、最適なデザインを導き出します。
糸リフトをご検討の方は、ぜひ一度カウンセリングを受けてみてください。

著者情報
Iris beauty clinic
院長 平井 聡一郎 Dr.Hirai Soichiro
経歴
2017年岡山大学医学部医学科卒業
(在学中にUniversity of Michiganにてclinical electiveの経験)
2017年神戸市立医療センター中央市民病院
2019年湘南美容クリニック 入職
2021年湘南美容クリニック 奈良院 院長就任
2023年湘南美容クリニック 神戸院 院長就任
2023年湘南美容クリニック 神戸三宮院 院長就任
2023年湘南美容クリニック エリア統括ドクター就任
2025年Iris beauty clinic 開院

