50代のクマ治療完全ガイド|失敗しない施術選びの秘訣
50代で始めるクマ治療
50代になると、若い頃とは違う深刻なクマに悩まされる方が増えてきます。「疲れているように見える」「実年齢より老けて見られる」といったお悩みは、多くの方が抱えている共通の課題です。
目の下のクマは、単なる睡眠不足や疲労だけが原因ではありません。加齢による構造的な変化、脂肪の突出、皮膚のたるみなど、複合的な要因が絡み合って生じるものです。だからこそ、適切な診断と治療法の選択が重要になります。
この記事では、50代の方に特化したクマ治療について、原因の見極め方から最適な治療法まで、美容外科医の視点から詳しく解説していきます。
目次
1. 50代のクマが深刻化する理由とは
2. クマのタイプを正確に見極める方法〜50代でクマ治療をご検討中の方へ
3. 50代に多いクマの種類と原因
4. 50代におすすめのクマ治療法〜タイプ別に解説
5. 失敗しないクリニック選びのポイント〜50代のクマ治療
6. 50代患者さんのクマ治療の症例
7. 50代の患者様からよくある質問|クマ治療のQ&A
8. まとめ:50代でも遅くない!クマ治療で若々しい目元を
50代のクマが深刻化する理由とは
50代のクマは、20代や30代の頃とは明らかに異なる特徴を持っています。
まず、老化や長年の摩擦などにより、皮膚のハリや弾力が失われてきているため、皮膚のたるみが強い方が多いです。たるみが強くなると余った皮が垂れ下がり、膨らみが強調されます。
さらに加齢に伴い、眼球を支える靭帯が緩んでくることで、眼球が下方に移動します。その結果、眼窩脂肪が前方に押し出され、目の下に膨らみが生じるのです。この膨らみこそが、影を作り出し「黒クマ」として認識される主な原因となります。
さらに、頬の脂肪量が減少することで、目の下との境界に段差が生まれます。この段差が深い影を落とし、クマをより目立たせてしまうのです。

目の下のクマには、大きく分けて「青クマ」「茶クマ」「黒クマ」の3種類があります。
それぞれ原因が異なるため、適切な治療法も変わってきます。まずは自分のクマがどのタイプなのかを見極めることが、効果的な治療への第一歩になります。
| クマの種類 | 主な原因 | 特徴・見分け方 | 改善の方向性 |
|---|---|---|---|
| 黒クマ(影クマ) | 眼窩脂肪の突出(加齢で靭帯がゆるみ、脂肪が前方に出る)や皮膚のたるみ、リガメントによる凹み | 目の下にふくらみ+影ができる。 上を向くと影が薄くなる。 |
経結膜脱脂術・裏ハムラ法など、 脂肪の除去・移動(再配置)が有効。 |
| 茶クマ(色素沈着) | 紫外線、摩擦、クレンジングやメイクによる刺激 | 皮膚を引っ張っても色が変わらない。 メイクでも隠れにくい。 |
摩擦を避ける生活改善・外用薬(システアミン・ハイドロキノンなど) |
| 青クマ(血行不良) | 睡眠不足・冷え・ストレス・加齢による血流低下 | 皮膚を軽く引っ張ると色が薄くなる。 青黒く透けて見える。 |
脂肪注入(ナノファット)、ハムラ法での靭帯剥離でも少し改善することがあります。 |
関連記事:目の下のクマ3種類の見分け方〜簡単セルフケアの実際
クマのタイプを正確に見極める方法〜50代でクマ治療をご検討中の方へ
適切な治療を選ぶためには、まず自分のクマがどのタイプなのかを正確に把握することが肝要です。
セルフチェックで見分けるポイント
自宅でできる簡単なセルフチェック方法をご紹介します。
まず、鏡の前で顔を天井に向けてみてください。クマが薄くなったり消えたりする場合は、「黒クマ」の可能性が高いです。これは膨らみと凹みによる影が原因なので、角度を変えることで影が薄くなるのです。
次に、目の下の皮膚を軽く引っ張ってみましょう。色が変わらない場合は「茶クマ」、薄くなる場合は「青クマ」の可能性があります。茶クマは色素沈着、青クマは血行不良が原因なので、皮膚を引っ張ったときの反応が異なります。
専門家による精密診断の重要性
セルフチェックはあくまで目安に過ぎません。
実際には、複数のタイプが混在していることが多く、正確な診断には専門家の目が必要です。当院では、カウンセリング時に十分な時間をかけて、クマの状態を詳細に分析します。
眼窩脂肪の突出度合い、皮膚の厚みや弾力、色素沈着の程度、血管の透け具合など、多角的に評価することで、最適な治療法を導き出します。担当医が脱脂だけではなく、ハムラ法まで、様々な施術に精通していることも重要です。
脱脂術の方が簡便なため、ハムラ法が出来ない医師が、適応でない方にも脱脂ばかり勧めて修正例が増えているという現状があります。あらゆる治療に対応できる医師に診断してもらって初めて適切な治療が何か分かります。

50代に多いクマの種類と原因
50代の方に特に多いのが「黒クマ」です。これは目の下にできる膨らみや凹みによって影ができ、黒く見える状態を指します。
黒クマが発生するメカニズム
眼球を支える脂肪や靭帯が加齢とともに緩んでしまうことが主な原因です。
目の下には「眼窩脂肪」という組織があり、本来は眼球を守る役割を果たしています。しかし年齢を重ねると、眼球を支える靭帯が弱くなり、眼球が下がってしまいます。その結果、眼窩脂肪が前方に押し出され、目の下に膨らみが形成されるのです。
元々ティアトラフという靭帯の引き込みが強い方は、膨らみのすぐ下にハの次の凹みがあります。なので余計に高低差が生じて影が目立つことになります。
50代特有のリスク要因
加齢によるコラーゲンの減少も見逃せません。
皮膚の弾力が失われると、小じわが増え、たるみが目立つようになります。これによって目の下の影がより深くなり、クマが強調されてしまうのです。
顔の脂肪が減少することも影響します。頬の脂肪が下垂したり減少したりすると、目の下と頬の境目にできる凹みが改善されにくくなります。
50代におすすめのクマ治療法〜タイプ別に解説
一度できてしまったクマを、セルフケアで簡単に消すのは難しいでしょう。
特に黒クマは構造的な問題なので、美容医療による治療が必要です。一般的に以下の治療法がクマ治療の代表的なものになります。50代になると皮膚のたるみが強い方が増えてきます。なので切開ハムラ法が適した方が増えてくる印象です。
皮膚のたるみが強くなければ、裏ハムラ法や脱脂+脂肪注入が適応となる方が多いです。脱脂のみが適応となる方はかなり少ないです。なぜかというと、脂肪を抜くだけだと萎んでしまいシワが増えるということと、凹みも目立っている方が多いゆえに膨らみだけ改善させてもクマが綺麗に治って見えにくいからです。
① 経結膜脱脂術(まぶた裏アプローチ)
まぶたの裏側(結膜側)から脂肪を取り除く、いわゆる「切らないクマ取り」です。
皮膚を切らないため傷跡が残らず、腫れも比較的軽い点が特徴です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 向いている方 | ・目の下のふくらみが気になる ・凹みが少なく、脂肪を減らすだけで整うタイプ |
| 料金(税込) | ¥180,000(モニター ¥150,000) |
| 施術時間 | 約30分 |
| ダウンタイム | 腫れや内出血、目ヤニが出ることがあります。 腫れのピークは2〜3日、1〜2週間で自然に落ち着きます。 |
| リスク | 腫れ・内出血・凹み・感覚の鈍さ・左右差・しびれ など |
② 裏ハムラ法(脂肪移動+再配置)
まぶた裏からふくらみの脂肪を取り除かずに、凹みに移動させる治療です。
「ふくらみ」と「凹み」を同時に改善できるバランスの良い方法です。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 向いている方 | ・膨らみと凹みが両方ある ・脂肪注入は避けたい ・凹みすぎるのが怖い |
| 料金(税込) | ¥450,000(モニター ¥360,000) |
| 施術時間 | 約60分 ※脂肪注入を併用する場合は+30分 |
| ダウンタイム | 腫れ・むくみ・内出血が数日続きます。 腫れのピークは2〜3日、1〜2週間で落ち着きます。 最終的な仕上がりは約3ヶ月です。 |
| リスク | 腫れ・内出血・凹み・内反・しこり・左右差・感覚鈍麻 など |
③ 切開ハムラ法(皮膚側切開)
下まつ毛のキワを切開して脂肪を移動させ、同時に皮膚のたるみも改善する治療です。
皮膚が余っているタイプに向いており、よりしっかりと改善ができます。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 向いている方 | ・膨らみ+凹み+皮膚の余りの3つがある ・たるみまでしっかり改善したい |
| 料金(税込) | ¥550,000(モニター ¥440,000) |
| 施術時間 | 約90分 ※脂肪注入併用は+30分 |
| ダウンタイム | 腫れ・むくみ・内出血が出ます。 1〜2週間でほぼ落ち着きます。 完成は3〜6ヶ月、傷跡は半年〜1年かけて自然になります。 |
| リスク | 腫れ・内出血・外反/内反・しこり・感覚鈍麻・色素沈着 など |
④ 脂肪注入(凹み補填)
太ももやお腹から採取した自家脂肪を、目の下の凹んだ部分に注入する治療です。
自然な仕上がりで、ヒアルロン酸よりも長持ちする傾向があります。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 施術概要 | 太ももやお腹から採取した自家脂肪を、目の下の凹みに注入する治療。 自然な仕上がりで、ヒアルロン酸よりも長持ちしやすい傾向があります。 |
| 向いている方 | ・目の下の凹みが気になる ・ヒアルロン酸が不安、またはすぐ減った経験がある |
| 料金(税込) | 単独価格なし <組み合わせ例> ・脱脂+注入:¥450,000(モニター ¥360,000) ・裏ハムラ+ナノファット:¥680,000(モニター¥540,000) |
| 施術時間 | 各施術に+30分 |
| ダウンタイム | 腫れやむくみが出る場合があります。 施術内容によって経過が変わります。 |
| リスク | しこり・脂肪吸収・左右差 など |
関連記事:クマ治療を検討中の方へ クマの原因と裏ハムラ切開ハムラについて解説
失敗しないクリニック選びのポイント~50代のクマ治療
クマ治療で後悔しないためには、クリニック選びが最も重要です。
目元の治療は高い技術と経験が必要な領域です。正しい方法と手順で行えば、決してリスクの高い手術ではありません。
症例実績と専門性を確認
クマ治療の症例数が豊富な医師を選ぶことが肝要です。
私は、1,000件を超えるクマ治療の実績があります。ホームページで症例写真を確認し、自分の理想とする仕上がりに近い症例があるかをチェックしましょう。
切開と切開でない治療のどちらもバランスよくやっている医師を選ぶというのもポイントです。というのも、クマが気になる方でどちらか一方の施術で全員に対応することは出来ないからです。
どちらかしか載せていないということは、そもそも色々な施術に対応出来ないか、あるいはどちらかの施術に誘導されてしまうということなので、バランスよく切開と裏からの治療をやっている医師を選ぶと良いと思います。
カウンセリングの質を見極める
丁寧なカウンセリングを行うクリニックを選びましょう。
当院では、最初から私自身が十分時間をかけて診察します。カウンセリングと施術が別の医師だったり、カウンセラーが治療方針を決めて、医師と話す時間が全然ないようなクリニックを選ぶべきではありません。ダウンタイムや考えられるデメリットもすべてお伝えし、患者様の意思を尊重した治療を心がけています。
無料カウンセリングだけのご予約も歓迎しています。セカンドオピニオンの診察も積極的に受け付けていますので、他院で治療を受けて満足できなかった方もお気軽にご相談ください。
アフターフォロー体制の確認
治療後のフォロー体制が整っているかも重要なポイントです。
術後の経過チェックや、万が一のトラブル時の対応など、アフターフォローが充実しているクリニックを選ぶことで、安心して治療を受けられます。当院では、術後のラインでのサポートも行っておりますし、経過観察もご希望がありましたら無料で行っております。
50代患者さんのクマ治療の症例
脂肪注入(額・目の下〜ゴルゴ・ほうれい線) クマ治療の症例


こちらのクマ治療の症例の詳細
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 性別 / 年齢層 | 記載なし(成人女性の症例が多い治療) |
| 主訴 | ・おでこの凹凸が気になる ・目の下の凹みを少し改善したい ・疲れて見える印象を減らしたい |
| 施術名 | 脂肪注入(額・目の下〜ゴルゴ・ほうれい線) |
| 施術のポイント | ・額の凹凸をなめらかに補正 ・目の下の凹みを軽減し、影感を改善 ・ナチュラルな若返り効果が得られる ・ヒアルロン酸より長持ちしやすく異物を入れない治療 |
| 仕上がり | 術後1.5ヶ月で、額の凹凸が自然に改善。 目の下も明るく見え、疲れ感が軽減。 ※靭帯やたるみが強いタイプは線の完全消失は難しい。 |
| こんな方におすすめ | ・額や目の下の凹みが気になる方 ・若々しく見せたい方 ・ヒアルロン酸など異物の注入に抵抗がある方 |
| 金額(税込) | 合計:¥485,000(部分モニター・静脈麻酔込み) 脂肪採取・作成料:¥150,000(部分モニター ¥135,000) 部位別注入料:額・目の下 各 ¥150,000(部分モニター ¥120,000) 部位別注入料:ほうれい線 ¥80,000(部分モニター ¥60,000) 静脈麻酔:¥50,000 |
| ダウンタイム | ・腫れ・むくみが数日〜1週間程度出ることがあります ・部位によって経過のスピードは異なる ・脂肪の定着は2〜3ヶ月で安定 |
| リスク / 副作用 | しこり・脂肪吸収・左右差・内出血・腫れ など |
| 患者さまの声 | 「額の凹みが自然に整い、表情が柔らかく見えるようになった。 目の下も明るくなり、疲れた印象が軽減した。」 |
よくある質問|50代のクマ治療(Q&A)

Q1. クマ治療は痛いですか?
Q2. 効果はどのくらい持続しますか?
Q3. 50代でも治療は可能ですか?
Q4. 治療後、すぐに仕事に復帰できますか?
Q5. 他院で治療を受けて満足できませんでした。修正は可能ですか?
まとめ:50代でも遅くない!クマ治療で若々しい目元を
50代のクマは、加齢による構造的な変化が主な原因です。
眼窩脂肪の突出、皮膚のたるみ、色素沈着など、複合的な要因が絡み合っているため、適切な診断と治療法の選択が重要になります。経結膜脱脂法、切開ハムラ法、裏ハムラ法、脂肪注入など、症状に応じた治療法を選ぶことで、自然で若々しい目元を取り戻すことができます。
クリニック選びでは、症例実績、カウンセリングの質、アフターフォロー体制を総合的に判断しましょう。当院では、1,000件を超える治療実績と、丁寧なカウンセリングで、一人ひとりに最適な治療を提案しています。
目の下のクマでお悩みの方は、ぜひ専門家にご相談ください。あなたの瞳を美しく輝かせる治療が、きっと見つかるはずです。
詳しいクマ治療の情報や無料カウンセリングのご予約は、アイリスビューティークリニックの公式サイトをご覧ください。
著者情報
Iris beauty clinic
院長 平井 聡一郎 Dr.Hirai Soichiro
経歴
2017年岡山大学医学部医学科卒業
(在学中にUniversity of Michiganにてclinical electiveの経験)
2017年神戸市立医療センター中央市民病院
2019年湘南美容クリニック 入職
2021年湘南美容クリニック 奈良院 院長就任
2023年湘南美容クリニック 神戸院 院長就任
2023年湘南美容クリニック 神戸三宮院 院長就任
2023年湘南美容クリニック エリア統括ドクター就任
2025年Iris beauty clinic 開院
