ボトックスのダウンタイムは?自ら受けた医師が経過と本音を解説
ボトックスのダウンタイムはほぼありません。
自分自身にも2年ほどボトックスを打ち続けている院長が、注射後の赤み・内出血の実際、顎やエラ特有の経過、入浴・運動・飲酒など施術後の過ごし方まで、実体験をもとにお伝えします。
この記事でわかること
ボトックスのダウンタイム、正直に言うとほぼありません
ボトックス注射のダウンタイムについて調べていると、「腫れが出る」「内出血が心配」という情報がたくさん出てきます。初めて受ける方は不安になりますよね。
結論は見出しのとおりです。ボトックスのダウンタイムはほぼありません。
ただ、「ほぼない」と書いてある記事は他にもたくさんあります。この記事では、私自身が2年ほどボトックスを打ち続けている経験も含めて、施術後に実際何が起こるのか、それがいつまで続くのかを具体的にお伝えします。大げさに不安を煽るのではなく、「実際どうなの?」にちゃんと答える記事にしたいと思います。
まず、起こりうる症状と「いつまで続くか」の目安を一覧にしておきます。
| 症状 | 続く期間の目安 | 補足 |
| 注射部位の赤み・ふくらみ | 数時間〜1日程度 | 液体を注入した分のふくらみで、腫れではありません |
| 内出血 | 出た場合で1〜2週間 | そもそも出ないことの方が多いです。出ても点状で、メイクでカバーできる程度 |
| 顎のボコつき(力を入れたとき) | 2週間ほどで安定 | 効き始めの時期だけに起こる現象です(本文で解説します) |
| エラのバルジング(食事中にポコポコ膨らむ) | 2週間が目安 | 2週間を過ぎても続く場合は再注入を検討します |
それぞれが実際どの程度のものなのか、ここから順番に説明していきます。

FREE CONSULTATION
迷ったら、まず院長カウンセリングへ。
FEE
無料即日のご決定は不要です
DOCTOR
平井 聡一郎診察からアフターフォローまで院長が担当します
ACCESS
JR神戸線 元町駅 徒歩2分神戸大丸すぐ前
ボトックス注射後に起こりうる症状と実際の頻度
赤み・注射部位の膨らみ――すぐに引きます
ボトックス注射の直後は、注射した部位にわずかな膨らみと赤みが出ます。これは液体を注入した分の膨らみなので、腫れているわけではありません。
どちらもすぐに引きます。帰る頃にはほとんど気にならなくなっていると思います。
「腫れ」はリスクとしてゼロではないので基本情報の欄にも記載していますが、ボトックスで大きく腫れることは基本的に起こりません。手術のあとのような腫れをイメージしているなら、それとは全くの別物です。
内出血――目尻だけ少しリスクが高い理由
ボトックスで一番心配される方が多いのが内出血です。施術前に「内出血は出ますか?」と質問される方がたまにいらっしゃいます。
正直なところ、全く出ないことの方が多いです(もちろん打つ先生にもよりますが)。ただし、注射部位の中では目尻が少しだけ内出血のリスクが高めです。目の周りは皮膚が薄く、細い血管が多いためです。
「100%絶対に内出血を出さない」というのは、実は意外と難しいところではあります。どれだけ丁寧に注射しても、目に見えないほど細い血管を避けきれないことがゼロとは言い切れません。ただ、出たとしても小さな点状のもので、1〜2週間ほどで自然に消えていきます。コンシーラーでカバーできる程度のものがほとんどです。
当院では、内出血が出そうだと感じた部位は、注射直後からしっかり圧迫するようにしています。それでも後から目立ってしまった場合は、KOライトというダウンタイム軽減のメニューを受けていただくと、引きが早くなりやすいです(当院の施術後1ヶ月以内なら1回3,500円・税込)。
頭痛やまぶたの重さなど、その他の症状――当院での実際
基本情報のリスク欄にも記載していますが、ボトックスでは頭痛やだるさ、まぶたの重さ(眉毛下垂・眼瞼下垂)といった症状が起こる可能性もあります。
ただ、当院での実際を言うと、これらの症状はほとんど起こっていません。あるとすれば、施術前から「この打ち方だと少し重く感じると思います」とお伝えしていた方が、実際に少し重く感じる、という程度です。
眼瞼下垂(まぶたが下がって目が開けづらくなる状態)と呼べるレベルの症状は、開院してから現時点まで一度もありません。
私自身がボトックスを受けて経験したこと
ここで、私自身のボトックス歴を具体的にお話しします。
私は額・眉間・顎・口角に、3〜4ヶ月おきにボトックスを打っています。かれこれ2年ほど続けています。
エラだけは年に1回くらいです。打ち続けると頬がこけすぎてしまいそうなので、あえて頻度を抑えています。
最近は、ガミースマイル(笑ったときに歯ぐきが大きく見える状態)にもごく少量打ってみました。変化が自然でなかなか良かったので、これは続けてみようと思っています。
ちなみに、誰かに打ってもらっているわけではなく、自分で自分に打っています。
これだけ打っていて、内出血は一度も出たことがありません。ダウンタイムという意味で周囲に気づかれたことも、ほとんどありません。「ダウンタイムはほぼない」というのは、患者さんに説明するためだけの言葉ではなく、2年間自分の顔で確かめ続けている実感です。
顎ボトックス特有の経過――力を入れるとボコッと膨らむ
顎(オトガイ)にボトックスを打った場合、効果がしっかり出るまでの間に、力を入れるとボコッと一部が膨らんで見えることがあります。私自身もこれを経験しました。
これは何が起きているかというと、ボトックスが効き始めている筋肉と、まだ効いていない筋肉が混在している時期に、力の入り方にムラが出るためです。2週間もすれば効果が安定して落ち着きます。
この話は他の記事にはまず書いていないと思いますが、実際に自分で経験しているので、事前にお伝えしておいた方が安心だと思います。もし顎ボトックスの後に「なんか力を入れたとき変な感じがする」と思っても、焦らず2週間待ってみてください。
エラの「バルジング」と、もし起きたときの当院の対応
エラに打った時に、ご飯を食べているとポコポコ一部が膨らむという現象が起きることがあります。これをバルジングと言います。この現象が2週間経っても治らない場合は再注入した方が良いです。
エラの筋肉は厚みがあるため、深いところしか打っていないと起こることがあります。ちゃんと全層に効かせないとこういうことが起こります。慣れているドクターに打ってもらうと起こりにくいです。
当院では、これまで私の患者さんでバルジングが起きたことはありません。ただ、もし起きた場合は無料で再注入します。「単純にもう少し効かせたい」という効きの弱さの場合は有料ですが、バルジングのようなトラブルに対する再注入で費用をいただくことはありません。実際のところ、再注入になること自体がほとんどありません。
ボトックスくらい誰がやっても同じと思っている方もいますが、こういう点でも意外と誰が打つかというのは大切です。
ボトックスの効果が出るまでの期間――個人差が大きいです
ボトックスの効果発現について「○日で効き始めます」と書いてある記事が多いのですが、実際のところ、効き始めるタイミングは人によってかなり違います。
私自身の場合、ボトックスは打ってから1週間くらい経ってようやく効き始め、2週間くらいでしっかり効果が出るタイプです。一方で、当院のナースの一人は、翌日にはもう効き始めます。どちらも私が打っていますので、打ち方の問題ではありません。純粋に個人差です。
ですので、「3日で効くと聞いたのに効かない」と不安になる必要はありません。早い方は翌日から、遅い方は1〜2週間かけて効果が出てきます。効果の出方にはこれくらいの幅があるものだと思っておいてください。さすがに2週間経ったらそこからはもうほとんど変わらないと思います。
エラボトックスは「見た目の変化」に時間がかかる
エラ(咬筋)へのボトックスについては、効果発現のタイミング自体は他の部位と同じように個人差があります。ただし、エラボトックスは筋肉の動きを抑えることで咬筋のボリュームが徐々に減っていく、という仕組みで小顔効果を出す施術です。筋肉が痩せていくには時間がかかるので、見た目の変化を実感できるまでに1ヶ月程度かかることが多いです。
「効いていないのでは?」と心配になる方もいらっしゃいますが、筋肉がゆっくり小さくなっていく過程なので、焦らずお待ちいただければと思います。
筋トレを毎日している人が、数日休んで筋肉が全然なくなるかというとそんなことはないですよね。エラのボトックスはそれと同じ原理なので、やはり1〜2ヶ月くらいでしっかり効果が分かるようになります。
イベント前に受けるならどのくらい前がいい?
効果発現に個人差があることを考えると、大事なイベントの前にボトックスを受けたい場合は、2〜3週間前には施術を受けておくのがおすすめです。効果が安定した状態でイベントを迎えられるように、余裕を持ったスケジュールをご提案しています。初めての方は、まず一度試してみて、ご自身の効き方のペースを知っておくと、次回以降のスケジュールが立てやすくなります。

COUNSELING
気軽に相談からはじめてみませんか
「自分の場合ダウンタイムはどう出るのか」「イベントまでに間に合うのか」は、部位やご予定によって変わります。診察した上で判断材料をお伝えしますので、まずはご相談だけでもお越しください。
FEE
無料
DOCTOR
院長 平井 聡一郎
ACCESS
JR神戸線 元町駅 徒歩2分
ボトックス施術後の過ごし方
ダウンタイムがほぼないとはいえ、「施術後はどう過ごせばいいですか?」という質問はよくいただきます。一般に言われていることと、私が実際にどう考えているかを分けてお伝えします。
触らない・揉まない・こすらない
施術後は注射部位を触らない・揉まないようにしてください。マッサージや温めは効果を落とす可能性が否定できないので、当院では施術後1週間程度は避けていただくようお伝えしています。
洗顔やメイクは当日から可能ですが、ゴシゴシこするのは避けてください。うつぶせ寝も注入部位に圧がかかるので、できれば数日は仰向けで寝る方が安心です。
入浴・運動について
「ボトックスは熱に弱いので、施術直後に体温を上げないように」とよく言われます。
ただ、お風呂に浸かった程度で効果がなくなるかと言われると、実際はほとんど影響ないのではないかと私は考えています。なので、個人的には「お風呂に浸かる程度であれば気にしなくていいです」とお伝えしています。
運動も考え方は同じで、日常生活レベルの動きまで神経質になる必要はありません。ホットヨガや岩盤浴・サウナなど、意図的に体温を大きく上げるようなものだけ、1週間ほど避けると良いと思います。
飲酒について――ほとんど影響はないと考えています
飲酒についてもよく聞かれますし、「当日は控えてください」と案内しているクリニックが多いと思います。
ただ、これも入浴と同じで、実際はほとんど影響ないと私は考えています。アルコールでボトックスが分解されるわけではないからです。
内出血と痛みを減らすために私がやっていること
ここからは施術する側の話です。
私はボトックスを注射する際、針を入れる深さに非常に気をつけています。しかも、部位によって深さを変えています。
なぜかというと、そもそも筋肉が走っている深さが部位によって違うからです。浅い部位に効かせたい筋肉がいるのに深く刺しても効き目が悪いですし、違う筋肉に効いてしまうこともあります。狙った筋肉にしっかり届く深さに正確に注入することで、狙った筋肉にピンポイントに確実に効く。それが一番大事なことです。
この「深さの使い分け」は内出血を減らすためにやっているわけではなく、あくまで効果を最大化するためにやっていることなのですが、結果的に無駄に毎回深く刺すことが減るので、内出血のリスクも下がります。
「丁寧に打つ」というのは当たり前のように聞こえるかもしれません。でも、ボトックスは5〜15分程度で終わる施術だからこそ、1本1本の注射の精度にこだわることが大事だと私は思っています。
おでこのボトックスにおける深さの工夫
ちなみにおでこのボトックスは目の開き具合に合わせて深さを一部変えて打っています。あえて浅く打って効き目を弱くすることで、目を開けづらくならないようにするというテクニックもあります。目が開けづらくなるなら上の方にだけ打てばいいのでは?と思う患者さんもいますし、そういう打ち方をするドクターも実際かなり多いのですが、上ばっかりに打つと今度は眉上のシワが逆に深くなります。打つ位置だけではなくて深さのコントロールは非常に大切です。
痛みについて――部位によってけっこう違います
施術中の痛みについてもお話しします。当院では極細の針を使い、注入前にしっかりアイシングをしています。
それに加えて、注射のときに振動するデバイスを全員に無料で使っています。これがかなり好評で、痛みの軽減を実感される方が多いです。
笑気麻酔(吸って痛みや不安を和らげる麻酔)という選択肢もご用意していますが、ボトックスで実際に使う方はほとんどいません。それくらいの痛みだと捉えていただいて良いと思います。
自分で自分に打っている人間としての感覚も書いておきます。額はあまり痛くありません。眉間はそこそこ痛くて、顎はけっこう痛いです。エラは、患者さんの様子を見ている限りあまり痛くなさそうです。
顎は痛いと書きましたが、それでも私自身が3〜4ヶ月おきに打ち続けられている程度の痛みです。
よくある質問(Q&A)
Q1. ボトックス注射の後、周囲にバレますか?
ダウンタイムがほぼないので、周囲には気づかれにくい施術です。施術直後からメイクして外出できますし、効果も数日かけて徐々に出てくるので、「急に顔が変わった」という印象にはなりにくいです。ただ、効かせ具合によっては笑っていないように見える、顔が硬い、といった印象になり得るので、どんな効かせ方をしたいかをカウンセリングでよく話し合っておくことが重要です。エラボトックスはさらにゆっくり変化するので、周囲から「やせた?」と言われる程度のことが多いです。
Q2. ボトックスを打ち続けると表情が固くならないか心配です
継続して打つから硬くなっていくというよりは、単純にその時に打った位置と量の問題です。適切な量を適切な部位に注入していれば、不自然に表情が固まることは基本的にありません。固まってもいいからしっかりシワを止めたいのか、固まらない程度にふんわりシワを入りにくくしたいのか、カウンセリングでご希望をしっかり伺い、自然な仕上がりになるように調整しています。
Q3. ボトックスとヒアルロン酸は同日に受けられますか?
受けられます。ボトックスは筋肉の動きを抑える治療、ヒアルロン酸はボリュームを出す治療なので、目的が異なります。お悩みによってどちらも併用した方がいい場合もあれば、どちらかだけで十分なこともあるので、相談していただければと思います。同日に受ける場合は、ヒアルロン酸側のダウンタイムも知っておくと予定が立てやすいと思います。ヒアルロン酸のダウンタイムについて詳しくはこちら
Q4. 妊娠中・授乳中でもボトックスは受けられますか?
妊娠中・授乳中の方にはボトックス注射を行っておりません。ボトックスの安全性が妊娠中・授乳中の方で十分に確認されていないためです。妊活中の方も、念のため施術を避けていただくことをおすすめしています。
Q5. 効果がなくなったらすぐに元に戻りますか?
ボトックスの効果は通常2〜4ヶ月程度で徐々に薄れていきます。「ある日突然元通り」ではなく、少しずつ筋肉の動きが戻ってくる感じです。定期的に続けている方は、回数を重ねるごとに筋肉が小さくなっていくため、徐々に注射の間隔を延ばせるケースもあります。ボトックスをやめた後の経過について詳しくはこちら
Q6. ボトックスで二重の幅に影響が出ることはありますか?
おでこや眉間のボトックスの場合、注入量や打ち方によっては眉の位置が変わり、二重の幅に影響が出ることがあります。ボトックスで二重が狭くなる?詳しくはこちら
まとめ〜ボトックスのダウンタイムはほぼありません
ボトックスのダウンタイムは、正直に言ってほぼありません。注射直後のわずかな赤みと膨らみはありますが、すぐに引きます。内出血も出ないことがほとんどです。
私自身、額・眉間・顎・口角に2年ほどボトックスを打ち続けていますが、施術後に困ったことは特にありません。こういう仕事なのでダウンタイムが出ようが気になりませんが、出ると困るという職業の方でも気になりにくい施術だと思います。
シワに関しては、刻まれてしまってから治すよりも、刻まれる前に対処しておく方がコスパという点でも最終的な状態という点でも優れている、というのが私の考えです。なので、ボトックスはアンチエイジングとして有効な選択肢の一つだと思います。
「ダウンタイムが心配で踏み出せない」という方にとっても、ボトックスはダウンタイムの面でハードルが低い施術です。気になることがあれば、カウンセリングで何でもお聞きください。
基本情報(自由診療に関する記載事項)
| 項目 | 内容 |
| 正式施術名 | ボツリヌストキシン注射(ボトックス注射) |
| 施術の概要 | ボツリヌストキシン製剤を筋肉に注射し、筋肉の動きを抑えることでシワの改善や小顔効果を得る治療です |
| 施術時間の目安 | 5〜15分程度(部位・範囲による) |
| 費用(税込) | 自由診療(保険適用外)。ボトックスビスタは1部位¥15,000・エラ(通常量)¥30,000、コアトックスは1部位¥12,000、ビエノックスは1部位¥9,000など。料金の詳細は こちら をご覧ください |
| リスク・副作用 | 注射部位の赤み、腫れ、内出血、痛み、つっぱり感、頭痛、だるさ、表情の違和感(効きすぎによる表情の硬さ)、左右差、アレルギー反応。エラ(咬筋)への注入では一時的な噛みにくさ、口元への注入では口をすぼめにくさが出ることがあります。まれに眉毛下垂・眼瞼下垂が生じる可能性があります |
| ダウンタイム | ほぼなし。針跡・赤みは数時間〜1日程度で消失、内出血が出た場合は1〜2週間程度で改善 |
| 効果の持続期間 | 2〜4ヶ月程度(個人差あり) |
| 使用する製剤 | ボトックスビスタ(アラガン社/厚生労働省承認)、コアトックス(Coretox/韓国MFDS承認)、ビエノックス(Bienox/韓国MFDS承認) |
| 未承認医薬品等について | コアトックス・ビエノックスは国内未承認の医薬品です。国内の医薬品卸業者より医師が個人輸入しています。同一の成分・性能を有する国内承認医薬品としてボトックスビスタ(アラガン社)があります。未承認医薬品のため、医薬品副作用被害救済制度の対象外となります |
ボトックス注射は自由診療(保険適用外)です。
RESERVATION
まずは無料カウンセリングへ。

