アイリスビューティークリニック
美容外科・皮膚科

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更新日:2026.07.22

目の下のクマ3種類の見分け方〜簡単セルフケアの実際

クマの種類 クマ治療

目の下のクマの本当の原因とは?

クマの正体は単なる「たるみ」や「色素沈着」だけではありません。鏡を見るたびに気になる目の下のクマ。「疲れてる?」と聞かれることが多くなったり、メイクで隠してもなかなか改善しなかったりと、悩んでいる方も多いのではないでしょうか。この記事では、目の下のクマの種類と原因、自宅でできるクマ対策をタイプ別に紹介し、医療機関での治療法まで専門医が解説していきます。

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目の下のクマの種類とは?

ひとくちに「クマ」といっても、その正体は一つではありません。目の下では、次のような複数の要素が組み合わさってクマができています。

眼窩脂肪の前方突出(ふくらみ)

加齢の影響や元々脂肪が多いことによって、眼球の周りの脂肪が前方に押し出されて膨らみます。

靱帯による凹み

ティアトラフと呼ばれる靱帯により、目の下の膨らみと凹みの間の境界線がくっきりと浮き出て影ができます。

皮膚のたるみ

加齢により皮膚や眼輪筋(がんりんきん)と呼ばれる筋肉が緩むことでたるみが生じます。

色素沈着

よく目を擦る人は特に、メラニン色素の沈着によって黒ずみが生じることもあります。

つまり、クマは「凹凸が混在する複合的な問題」なのです。

年齢によって変わるクマの特徴

クマの特徴は年齢によっても変化します。30代くらいまでは主に脂肪(眼窩脂肪)による膨らみや靱帯による凹みが原因となることが多いです。

一方、年齢を重ねるにつれて皮膚や眼輪筋のゆるみも加わり、より複雑な状態になっていきます。

靱帯による凹みが強い方は、笑うと余計に強調されることもあります。

クマのタイプ別特徴と見分け方

クマ治療の第一歩は、自分がどのタイプのクマなのかを知ることです。クマは大きく分けて3種類あります。

青クマ・茶クマ・黒クマの見分け方

1. 赤クマ・青クマの特徴と見分け方

赤クマ・青クマは、目の下が赤青く見える状態です。主な原因は目の下の皮膚が薄いことと血行不良で、薄い皮膚から眼輪筋という筋肉や血管が透けて見えることで発生します。

簡単な見分け方として、下まぶたを指で軽く引っ張ってみてください。クマの色が薄くなれば、赤クマ・青クマの可能性が高いです。

特に色白の方や、生まれつき目の下の皮膚が薄い方に起こりやすい症状です。長時間のデスクワーク、ストレス、冷え、睡眠不足などでも悪化して見えることがあります。手術で改善させるにはナノファット(ナノリッチ)という細かい脂肪注入が向いています。脱脂やハムラ法でも多少は改善する場合があります。

2. 茶クマの特徴と見分け方

茶クマは、主にメラニンによる色素沈着が原因でできるクマです。目の周りを掻くことで悪化します。花粉症などのアレルギーがある方や、アトピー性皮膚炎の方に特に多い印象があります。

見分け方として、目の下を引っ張っても色味に変化がない場合や、よく目の周りを擦る癖がある場合は、茶クマの可能性があります。

茶クマの原因は、紫外線ダメージや摩擦による色素沈着です。朝起きて目を擦ったり、アイメイクを落とす際に強く擦ったりすることで、メラニンが生成され色素沈着を起こします。

3. 黒クマの特徴と見分け方

黒クマは、目の下の凹みや脂肪の飛び出しが原因で、影となって黒っぽく見える症状です。皮膚自体が黒くなっているわけではなく、立体的な影が原因です。

見分け方として、目の下のクマを横にピンと引っ張ってみるか、顔を上に向けて鏡を見てみましょう。クマが目立たなくなれば黒クマの可能性が高いです。

黒クマの主な原因は、眼窩脂肪という目の周りの脂肪が多いことと、ティアトラフと呼ばれる靱帯によって目の下が凹んでいることです。年齢とともに目の周りの皮膚や筋肉がたるんでくると、目の下にある眼窩脂肪が前方へ余計にせり出してふくらみができ、その影が黒クマとして見えます。目の下のクマが気になって来院される方の多くは、この黒クマが主な原因です。

Iris Beauty Clinic 院長 平井 聡一郎

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自宅でできるクマ対策は実際どうなのか?

施術のお話に入る前に、クマのタイプ別に「自宅でできる効果的な改善方法」としてよく紹介されている対策が、実際のところどうなのかを正直に解説します。

【青クマ向け】血行を促す対策

青クマは血行不良が主な原因なので、血流を改善する方法が効果的だとよく言われます。

ホットアイマスクで温める

目元を温めることで血行が促進されて改善するという話ですが、これは試してみても良いと思います。原理としては間違っていませんし、特にやるデメリットもありません。ただし効果は一時的です。

目元マッサージで血流改善——これはNGです

これはやってはいけません。血流は確かに一時的に多少改善されるかもしれませんが、マッサージをすることで摩擦になり、茶クマの原因になります。また擦ることで皮膚が伸びてしまい、たるみます。長期的にはむしろクマを増やしてしまうため、推奨しません。

冷えとり・生活習慣の改善

温かい飲み物を摂る、半身浴を習慣にする、適度な運動を取り入れるなど、体を温める生活習慣を心がけましょうとよく言われます。クマがそれで改善するかと言われると、体感できるほどの変化はしない気がします。特に就寝前のスマホやパソコンの使用を控え、質の良い睡眠を確保することは重要と言われますが、こちらは多少影響はあると思います。

【茶クマ向け】色素沈着を防ぐ対策

茶クマはメラニンの生成が原因なので、色素沈着を防ぎ、改善する方法が効果的です。

紫外線対策の徹底

メラニン生成の大きな原因である紫外線から目元を守ることが重要です。これは間違いありません。日焼け止めを目元にも丁寧に塗り、サングラスや帽子も活用するとより良いですが、目元に塗る際は強く擦らないようにしましょう。室内でも窓からの紫外線は入ってくるので、日中は日焼け止めを塗る習慣をつけることが大切です。

摩擦を減らす優しいスキンケア

目元を強くこすらないよう注意しましょうとよく言われますが、これは実際に非常に大切です。花粉症などのアレルギーで目がよく痒くなる方は、皮膚科を受診して内服薬や目薬などで対策することをおすすめします。メイク落としは、コットンを使わずに指の腹で優しくなじませるか、専用のリムーバーを使用しましょう。

また、ビタミンC誘導体やトラネキサム酸など、美白有効成分を含んだアイクリームを使用するのも効果的です。ただし、皮膚科で処方されるハイドロキノンなどの強い美白成分は、自己判断で使用せず専門医に相談することをおすすめします。

【黒クマ向け】たるみ対策として言われる方法

黒クマは目の下のたるみや凹みが原因なので、筋肉を鍛えて引き締める方法が効果的という説がよく言われています。ただ、結論からお伝えすると、次の2つはおすすめできません。

眼輪筋トレーニング——推奨しません

目の周りの筋肉(眼輪筋)を鍛えることでたるみを改善できると謳われていますが、こちらはおすすめしません。眼輪筋は表情筋なので、鍛えられるものではありません。鍛えようとして力を入れるとシワが入りますので、目周りのシワを増やしてしまうだけです。やめておきましょう。

目元パッチの活用——効果は期待できません

目元パッチを使うことで一時的に目の下の凹みを目立ちにくくできる、と謳っている商品があります。これも全く意味がないと思います。クマは膨らみと凹みでできているので、膨らませるか凹ませるかどちらかの効果がないと改善しないわけですが、パッチを貼るだけでそんな効果があるのでしょうか。保湿成分が入っていれば多少の乾燥対策にはなるかもしれませんが、わざわざパッチで保湿する必要もないと思います。

クマ改善のための生活習慣改善ポイント

上記を踏まえると、日常生活においてクマ対策として重要なポイントはかなり絞られます。

質の良い睡眠を確保する

睡眠不足は血行不良を引き起こし、クマを悪化させます。毎日7時間ほどは睡眠時間を確保できるとより良いですね。就寝時にスマホはベッドに持ち込まないことが大切です。

ストレス管理と適度な運動

ストレスは血行不良の大きな原因となります。深呼吸やヨガ、趣味の時間など、自分に合ったストレス解消法を見つけることは、ある程度効果があると思います。

また、適度な運動は血行促進に効果的です。激しい運動でなくても、ウォーキングやストレッチなど、続けられる運動を日常に取り入れることをおすすめします。

医療機関で行うクマ取り治療の種類と特徴

セルフケアで気にならなくなれば、それがもちろんベストです。ですが、より確実な効果を求める場合は、医療機関での治療を検討してみましょう。特に黒クマは、医療機関での治療が効果的です。

アイリスビューティークリニックでは、クマの種類や原因に合わせた様々な治療法をご用意しています。ここでは、代表的な治療法をご紹介します。

経結膜脱脂法

経結膜脱脂法は、まぶたの裏側から眼窩脂肪を取り除く治療法です。目の下のふくらみが原因の黒クマに効果的です。

皮膚を切開しないため、傷跡が残らないのが大きなメリットです。ダウンタイムも比較的短く、局所麻酔で行うことができます。治療時間は約30分程度です。

裏ハムラ法

裏ハムラ法は、眼窩脂肪を取り除くのではなく、下方に移動させて凹みを埋める治療法です。眼窩脂肪の突出とその下の凹みがある場合に効果的です。

経結膜的(まぶたの裏側)からアプローチするため、皮膚に傷跡が残りません。自分の脂肪を有効活用するため、自然な仕上がりが期待できます。

切開ハムラ法(表ハムラ法)

切開ハムラ法は、まつ毛のすぐ下(皮膚表面)を切開して行うクマ治療法です。

突出した眼窩脂肪を取り除くのではなく、下方に移動させて凹みを埋める点は裏ハムラ法と共通していますが、切開によって皮膚のたるみも同時に改善できるのが大きな特徴です。

皮膚を切開するため、余分な皮膚やシワを取り除くことができ、目の下全体をスッキリと若々しい印象に整えます。

関連記事:クマ治療を検討中の方へ クマの原因と裏ハムラ・切開ハムラについて解説

脱脂+脂肪注入

脱脂術に加えて、太ももなど他の部位から採取した脂肪を注入する治療法です。凹凸を滑らかにし、より自然な仕上がりを実現できます。

眼窩脂肪の突出と同時に凹み(涙袋下の凹み)がある場合や、より自然な仕上がりを希望する場合に適しています。一度の治療で凹凸の両方を改善できるのが大きなメリットです。

Iris Beauty Clinic 院長 平井 聡一郎

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クマは凹凸が混在する複合的な状態のため、最適な術式は実際に目元を診察してはじめて判断できます。流れ作業のような対応ではなく、十分なお時間をいただいてお話を伺います。

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目の下のクマに関するよくある質問

目の下のクマに関するよくある質問
Q1. クマ取り治療の効果はどのくらい続きますか?
A. 治療法によって持続期間は異なります。経結膜脱脂法や裏ハムラ法などの外科的治療は半永久的な効果が期待できます。ただし、加齢に伴う皮膚や脂肪の変化は避けられないため、年齢とともに目元の状態は徐々に変化していきます。脂肪注入によるクマ治療は個人差がありますが、適切な技術で行えば長期的な効果が得られます。当院では、生着率の高い脂肪細胞のみを厳選して注入する特殊な方法を採用しており、自然で持続的な仕上がりを目指しています。

💡 医師コメント:手術の効果がなくなることは基本的にありませんが、絶対に再発しないわけではありません。なぜなら老化は止まらないからです。手術後も極力目周りを擦らないようにして、たるみが進行するのを予防するようにしましょう。
Q2. クマ取り治療の痛みはどの程度ですか?
A. 当院では、患者様の痛みを最小限に抑えるために局所麻酔を使用しています。静脈麻酔を使えば、気づいたら手術がほとんど終わっていたという感想の方が多く、治療中の痛みはほとんどありません。術後は軽い腫れや内出血を感じることがありますが、数日〜1週間ほどである程度は落ち着きます。

💡 医師コメント:思ったよりあっという間に終わったという感想をいただくことが多いです。脂肪吸引や豊胸などの大掛かりな手術に比べると、手術後の痛みもかなり軽いです。
Q3. クマ取り治療のダウンタイムはどのくらいですか?
A. 治療法によって異なりますが、1〜2週間程度でかなり落ち着きます。腫れや内出血のピークは術後2〜3日で、その後徐々に落ち着いていきます。メイクで隠せるようになるまで約1週間、完全に仕上がるまでは3ヶ月ほどかかります。ただ、1〜2週間経つと手術したという印象はあまり感じないという方がほとんどです。

💡 医師コメント:腫れや内出血は誰にでも起こりうる自然な反応です。時間と共に必ず引いていきますが、当院では回復を早めるため、KOライトというLEDライトで内出血の改善を早める機械も導入しています。
Q4. クマ取り治療は保険適用されますか?
A. クマ取り治療は美容目的の施術であるため、保険適用外(自由診療)です。ただし、当院ではカウンセリング時に料金の詳細を丁寧にご説明しており、医療ローンや分割払いにも対応しています。詳しい料金は料金ページでもご確認いただけます。

💡 医師コメント:費用は治療法によって異なりますが、無理のない範囲で安心して治療を受けていただけるよう、料金体系を明確にしています。まずはお気軽にご相談ください。
Q5. クマ取り治療の年齢制限はありますか?
A. 厳密な年齢制限はありませんが、基本的には18歳以上の方を対象としています。若い方でも、遺伝的要因や生活習慣(睡眠不足・摩擦など)によってクマが目立つことがあります。

💡 医師コメント:年齢よりも“クマの原因”が重要です。若い方でも遺伝的な脂肪の突出が原因であれば、早期に治療を検討することもあります。無理に手術を勧めることはありません。

自由診療に関する必須記載事項

  • 施術名:クマ取り治療(経結膜脱脂法/裏ハムラ法/切開ハムラ法/脱脂+脂肪注入)
  • 施術内容:下まぶたの眼窩脂肪を除去・移動、または脂肪注入を行い、目の下のふくらみ・凹み・影によるクマを構造的に改善する施術です。
  • 費用(税込)
    ・裏ハムラ法 通常 ¥450,000/モニター ¥360,000
    ・切開ハムラ法(表ハムラ法) 通常 ¥550,000/モニター ¥440,000
    ・経結膜脱脂+脂肪注入(目の下〜ゴルゴ) 通常 ¥450,000/モニター ¥360,000
    ※モニター価格は所定の条件を満たした方が対象です。最新の料金は料金ページをご確認ください。
  • リスク・副作用:腫れ・内出血(多くは1〜2週間程度で軽快)、痛み・違和感、左右差、結膜の充血、一時的なドライアイ感、感染、稀に脂肪の取り残し・取りすぎによる凹凸や再発。切開ハムラ法では皮膚切開部の傷あとが残る場合があります。
  • 施術時間の目安:約30〜60分(術式により異なります)

クマ取り治療は自由診療(保険適用外)です。効果には個人差があり、すべての方に同様の結果を保証するものではありません。施術を受けるかどうかは、カウンセリングで十分にご説明したうえでご判断いただけます。

まとめ:自分のクマタイプを知って効果的にケア

自分のクマタイプを知って効果的にケア

目の下のクマは、タイプによって原因も対処法も異なります。自分がどのタイプのクマに悩んでいるかを見極め、適切なケアを続けることが改善への近道です。

青クマ:セルフケアは血行促進が鍵。ただ、皮膚の厚みがないせいで血管や筋肉が透けやすいタイプなので、ナノファットという細かい脂肪注入で改善が見込めます。

茶クマ:色素沈着対策が中心。紫外線対策と摩擦を減らすケアを徹底しましょう。

黒クマ:たるみ・凹み対策が重要。手術で効果が分かりやすいのはこのタイプです。皮膚のたるみが少ない方は裏ハムラ、皮膚のたるみがある方は切開ハムラが適応になることが多いです。

どのタイプでも、質の良い睡眠、バランスの良い食事、適度な運動、ストレス管理など、生活習慣の改善が基本となります。

ただし、特に黒クマは構造的な問題が原因なので、セルフケアでは限界があり、医療機関での治療が効果的です。当院では、経結膜脱脂法、裏ハムラ法、切開ハムラ法、脱脂+脂肪注入など、患者様一人ひとりの目元の状態に合わせた最適な治療をご提案します。

詳しい診断やカウンセリングをご希望の方は、ぜひアイリスビューティークリニックまでお気軽にご相談ください。

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