アイリスビューティークリニック
美容外科・皮膚科

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2026.03.15

糸リフトの本数はどう選ぶ?部位別・悩み別のおすすめ本数を専門医が解説

column たるみ

目次

1. 糸リフトって何本入れればいいの?
2. 糸リフトの本数が重要な理由
3. 部位別の適切な本数
4. 悩み別のおすすめ糸リフトの本数
5. 糸の種類による本数の違い
6. 糸リフトの本数を決める際の注意点
7. よくある質問
8. まとめ

糸リフトって何本入れればいいの?

こうした疑問をお持ちの方は多いです。実は糸リフトの本数は、単純に多ければ良いわけではありません。顔の骨格やたるみの程度、そして何より「どこをどう改善したいか」によって適切な本数は大きく変わります。

当院でも、カウンセリングの際に最も多くいただくのが本数に関する質問です。

本記事では、部位別・悩み別に最適な本数の目安をお伝えします。あなたに合った本数を見極めるヒントになれば幸いです。

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糸リフトの本数が重要な理由

糸リフトの本数選びは、施術の成否を分ける重要な要素です。

多くの方が「たくさん入れれば効果も長持ちするのでは?」と考えがちですが、実際には違います。本数が多すぎると顔が引きつったり、不自然な仕上がりになるリスクがあります。逆に少なすぎると、1本あたりにかかる負担が大きくなり、引きつれが生じる可能性も高まるのです。

糸リフトの本数と効果の関係性

糸リフトで使用される糸は、体内で半年から1年半程度かけて吸収されます。

興味深いことに、一度に100本入れた場合と10本入れた場合とで、引き上げる力は単純計算で10倍になりますが、リフトアップの持続期間に大きな差はないとされています。つまり、一度に多くの糸を入れるよりも、半年から1年ごとに8~10本ずつ定期的に施術を受けていくほうが、リフトアップ効果を長く維持しやすいのです。

顔のバランスを考慮した糸リフトの本数設計

顔全体のバランスを考えることも大切です。

人の顔は左右対称ではありません。たるみの程度も左右で異なることが多いため、状態に合わせて糸の本数を調整し、自然な仕上がりを目指す必要があります。闇雲に糸を挿入すると、かえって不自然な印象になりかねません。

糸リフトは単に部分的な引き上げではなく、顔全体の調和を整えることを目的としています。そのため、医師が顔全体を診察したうえで最適な本数を設計していくのが一般的です。

部位別の適切な本数

糸リフトの効果を最大限に引き出すには、部位ごとに適切な本数を選ぶことが鍵になります。

フェイスライン・頬

最も人気の高い施術部位がフェイスラインと頬です。

この部位では、片側2~6本が一般的な目安とされています。頬のもたつきや二重あご、ぼやけてきた輪郭の改善に効果的です。もみあげや耳の前からあご先に向かって糸を挿入し、たるみを引き上げることで、シャープなVラインを形成します。

当院では、軽度のたるみであれば片側2~3本、中程度のたるみで片側3~5本、強いたるみの場合は片側5~6本以上を推奨しています。ただし、これはあくまで目安です。骨格や脂肪の付き方によって適切な本数は変わります。

ほうれい線・マリオネットライン

年齢サインが出やすいほうれい線やマリオネットラインにも糸リフトは有効です。

これらの溝は、頬の脂肪が下がることで深くなります。糸リフトでは、溝そのものではなく、原因となっている頬のたるみをこめかみ方向へ引き上げます。片側2~3本が基本とされており、頬の施術と組み合わせることで相乗効果が期待できます。

溝に直接アプローチするのではなく、頬全体を持ち上げることで影が浅くなり、若々しい印象を取り戻すことができるのです。

目元・こめかみ

目の下のゴルゴラインや頬のこけが気になる方には、顔の中心部「ミッドチーク」へのアプローチがおすすめです。

こめかみ付近から頬の高い位置に向かって糸を挿入し、下がった頬の脂肪を持ち上げます。片側2~4本程度で、顔全体の重心が上がり、立体的で若々しい印象になります。美しいオージーカーブ(頬のS字ライン)を形成する効果も期待できます。

この部位は繊細なため、経験豊富な医師による施術が特に重要になります。

悩み別のおすすめ糸リフトの本数

具体的なお悩みごとに、最適な本数の目安をご紹介します。

軽度のたるみ(30代前半~中盤)

予防的な意味合いも含めて糸リフトを検討される方が増えています。

軽度のたるみであれば、両側合計で4~6本が目安です。フェイスラインに片側2~3本ずつ入れることで、ナチュラルなリフトアップが期待できます。この段階で施術を受けると、将来のたるみ予防にもつながります。

中程度のたるみ(30代後半~40代)

ほうれい線やフェイスラインのもたつきが気になり始める年代です。

中程度のたるみには、両側合計で6~10本が一般的です。フェイスラインに片側3~5本、必要に応じてほうれい線上部に片側2~3本を追加します。この本数であれば、しっかりとしたリフトアップ効果を実感しながらも、自然な仕上がりを保てます。

施術部位が多い場合は、合計本数が15~20本に達することもあります。ただし、一度に多く入れるよりも、段階的に施術を受けることをおすすめしています。

強いたるみ(50代以上)

深いほうれい線や顕著なフェイスラインのたるみには、より多くの本数が必要になります。

強いたるみの場合、片側5~6本以上、両側合計で10~12本以上が目安です。ただし、この段階では糸リフトだけでは限界があるケースもあります。脂肪吸引や他の施術との併用を検討することで、より効果的な結果が得られる可能性があります。

当院では、お客様の状態を丁寧に診察し、糸リフト単独が適切か、他の施術と組み合わせるべきか、正直にお伝えするようにしています。

糸の種類による本数の違い

糸リフトで使用される糸には、PDO・PCL・PLLAなどの種類があります。

それぞれに特性や持続期間が異なるため、糸の種類によって必要な本数や効果の出方も変わります。

PDO(ポリジオキサノン)

最も一般的で体内に吸収されやすい糸です。

約6ヶ月から1年ほどで自然に吸収される性質があり、コラーゲンの生成をサポートするとされています。吸収が早いためリフト効果も短めですが、コストを抑えて本数を多く使いたい方に向いています。比較的多くの本数が必要になる傾向があります。

PCL(ポリカプロラクトン)

しなやかさに優れた新素材です。

体内でゆっくりと12〜18ヶ月かけて吸収されます。柔軟性と持続性に優れており、少ない本数でもリフト力が高いのが特徴です。長期間の持続性を求める方に適しています。

PLLA(ポリ-L-乳酸)

コラーゲン生成効果が高い糸です。

約1年〜1年半の持続期間があり、効果が出るまでにやや時間がかかりますが、持続力に優れています。美肌効果を重視される方におすすめです。

糸リフトの本数を決める際の注意点

適切な本数を選ぶには、いくつかの重要なポイントがあります。

医師の技術力とデザイン力

糸リフトは本数よりも、配置や糸の種類、医師の技術力が結果を大きく左右します。

同じ本数でも、挿入角度やテンションの掛け方によって仕上がりは大きく変わります。経験豊富な医師であれば、一人ひとりの顔立ち・たるみの程度・年齢・肌質などを総合的に判断し、最適な本数とデザインを提案できます。

当院では、これまでの豊富な症例経験をもとに、お客様ごとにオーダーメイドの設計を行っています。顔全体のバランスを見ながら、自然なリフトアップを目指すことを最優先にしています。

予算とライフスタイルのバランス

糸リフトは継続的なメンテナンスが効果的です。

一度に多くの本数を入れるよりも、無理のない範囲で定期的に施術を受けることをおすすめします。予算やライフスタイルに合わせて、半年から1年ごとに8~10本ずつ施術を受けていくほうが、リフトアップ効果を長く維持しやすくなります。

当院では、お客様の予算やご希望に応じて、無理のない施術プランをご提案しています。モニター価格もご用意していますので、ご相談ください。

過度な期待は禁物

糸リフトは万能ではありません。

本数を増やせば増やすほど効果が高まるわけではなく、過剰な本数の挿入は逆効果になることもあります。顔が引きつったり不自然な表情になったり、糸同士が干渉して腫れ・内出血・しこりが起きやすくなるリスクもあります。

効果的な本数で、顔全体のバランスを見ながら自然なリフトアップを目指すことが重要です。少なすぎず・多すぎず、自分の症状に合った適正な本数を信頼できるクリニックで相談しながら決めることが、満足のいく仕上がりにつながります。

よくある質問

Q1. 糸リフトの効果はどのくらい持続しますか?

使用する糸によって効果の持続期間は異なりますが、半年~1年半程度が目安です。無理のない範囲で糸リフトを継続することで、長期的なたるみ予防が可能になります。

Q2. カウンセリング当日に施術を受けられますか?

糸リフトのみでしたら、基本的にカウンセリング同日に施術まで可能です。ただし、当日希望の場合は午前中のご来院がおすすめです。予約状況によっては別日でご案内させていただく可能性もあります。

Q3. ダウンタイムはどのくらいですか?

糸リフトの本数や脂肪吸引を併用した場合によっても異なりますが、おおよそ1週間程度です。症状として、ひきつれやツッパリ感、内出血や拘縮などが挙げられます。ダウンタイムには個人差があります。

Q4. 痛みはありますか?

施術中は麻酔を使用するため、ほとんど痛みを感じることはありません。施術後は多少の違和感やツッパリ感がありますが、数日で落ち着くことが多いです。痛みが心配な方は、事前にご相談ください。

Q5. 他の施術と併用できますか?

脂肪吸引やヒアルロン酸注入など、他の施術と併用することで相乗効果が期待できます。お客様の状態やご希望に応じて、最適な組み合わせをご提案いたします。

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まとめ

糸リフトの本数選びは、施術の満足度を大きく左右します。

多ければ良いわけではなく、部位や悩みの程度、糸の種類、そして顔全体のバランスを考慮して決めることが大切です。軽度のたるみなら4~6本、中程度なら6~10本、強いたるみなら10~12本以上が一般的な目安ですが、これはあくまで参考値です。

最も重要なのは、経験豊富な医師による丁寧な診察と、一人ひとりに合わせたオーダーメイドの設計です。当院では、これまでの豊富な症例経験をもとに、お客様の「なりたい」を実現するお手伝いをしています。

糸リフトに関するご相談は無料です。あなたに最適な本数とプランを、一緒に考えていきましょう。ぜひお気軽にご相談ください。

著者情報
Iris beauty clinic
院長 平井 聡一郎 Dr.Hirai Soichiro
経歴
2017年岡山大学医学部医学科卒業
(在学中にUniversity of Michiganにてclinical electiveの経験)
2017年神戸市立医療センター中央市民病院
2019年湘南美容クリニック 入職
2021年湘南美容クリニック 奈良院 院長就任
2023年湘南美容クリニック 神戸院 院長就任
2023年湘南美容クリニック 神戸三宮院 院長就任
2023年湘南美容クリニック エリア統括ドクター就任
2025年Iris beauty clinic 開院

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