ほうれい線にヒアルロン酸注射「プチシワ取り」〜施術の流れと持続期間を徹底解説
ほうれい線にヒアルロン酸を入れようか迷っている方が、まず気にされるのは「不自然にならないかな」という一点だと思います。
私が一番こだわっているのは、入れすぎないことです。不自然さは、たいてい量を入れすぎることで生まれます。必要な場所に、必要な分だけ。それを守れば、まず不自然にはなりません。
もう一つお伝えしておきたいことがあります。ほうれい線は「線に向かって入れれば薄くなる」と思われがちですが、実際はそう単純ではありません。原因が人によって違うので、合っていない治療を選ぶと、思ったように薄くならないこともあります。この記事では、その見極め方も含めてお話しします。
この記事でわかること
ほうれい線とは?その原因を理解する

小鼻の横から口元へ伸びる「ハの字」のしわ、これがほうれい線です。笑ったときにできる溝は誰にでもありますが、無表情でも残るようになると、ぐっと老けて見えてしまいます。加齢で気になる方が中心ですが、若い方でも、急なダイエットや骨格の影響で目立つことがあります。
ここで大事なポイントがあります。ほうれい線はあくまで「結果」であって、それを作り出している「原因」は人によって違います。原因を見ずに溝だけを狙うと、不自然に盛り上がってしまったり、思ったように薄くならなかったりします。私は原因を大きく4つのタイプに分けて考えています。
①骨格タイプ──ヒアルロン酸が得意なタイプ
小鼻のつけ根(鼻翼基部)が凹んでいて、土台が痩せているタイプです。ここにヒアルロン酸を入れて、土台から持ち上げます。溝そのものではなく、その手前にある凹みを補うイメージです。ヒアルロン酸が主役になるのは、主にこのタイプです。
②たるみタイプ──リフト系の出番
垂れてきた組織を支えるのは、ヒアルロン酸が苦手とするところです。糸リフトなどでたるみ自体を引き上げる方が向いています。無理に入れると、かえって重たく不自然な印象になりやすいです。
③脂肪タイプ──脂肪吸引が近道です
頬の脂肪が多すぎて、その重みで溝が深く見えているタイプです。この場合は減らす方が早く、脂肪吸引で対応することもあります。
④筋肉タイプ──ボトックスの領域
表情筋の動きや緊張が原因で溝が出るタイプです。動きが原因のしわは、ヒアルロン酸ではなくボトックスの領域になります。
実際には、これらのタイプが複数混ざっている方も多いです。だからこそ、診察でしっかり見極めることが大切になります。向かないタイプの方には、ヒアルロン酸ではなく、その方に合った治療をご提案する場合もあります。骨格タイプでなくても、ヒアルロン酸である程度ほうれい線を誤魔化せる場合も実際は多いのですが、「とりあえず線に入れれば薄くなる」わけではない、というのは覚えておいてください。
ヒアルロン酸注射とは?基本を知る
ヒアルロン酸は、もともと私たちの体の中にある保水成分です。水分を抱え込んで、肌のうるおいやハリを支えています。これを医療用に製剤化したものを、注射で補っていきます。
仕組みはシンプルです。皮膚の内側(真皮や、その奥の土台)に注入して、内側からふっくらと持ち上げる。凹んでいる場所を物理的に補うことで、溝を目立ちにくくしていきます。当院では厚生労働省承認のジュビダームビスタ®シリーズを使用しています。
ほうれい線へのヒアルロン酸注射の効果

うまくはまったときのヒアルロン酸は、その場で変化を確認できる施術です。凹んだ土台を補うと、溝が浅くなって、顔全体の印象がやわらかくなります。仕上がりも自然で、馴染めば触ってもわかりにくくなります。
ただ、実は、すべての方に向いている施術ではありません。先ほどの4タイプでいうと、しっかり効果が期待できるのは主に骨格タイプの方です。たるみや脂肪、筋肉が原因の方には、ヒアルロン酸よりも別の治療をおすすめしています。効果には個人差があり、原因タイプによって向き不向きがある、ということは知っておいてください。
即効性と自然な仕上がり
自然な仕上がりのために、私が守っていることがあります。まず、浅すぎるところには入れません。浅い層に入れると、しこりやボコつきの原因になるからです。適切な深さに適切な量で入れれば、触ってもほとんどわからない仕上がりになります。
本数を稼ぐために、変化の出にくい場所へ無理にたくさん入れる、ということはしません。考え方は「最小の量で最大の変化」。これに尽きます。
即効性についても、誇張せずにお伝えします。唇や涙袋のような一部の部位を除けば、入れた直後と数日後とで見え方が大きく変わることはほとんどありません。つまり、その場で見ていただいた仕上がりが、ほぼそのまま続くということです。だからこそ、鏡を見ながらご相談いただきやすい施術だと思っています。
その他の部位にも対応可能
ヒアルロン酸はほうれい線以外にも、涙袋やこめかみ、あごなど、土台を補いたいさまざまな部位に使えます。お顔全体のバランスを見ながら、気になる部分をあわせてご相談いただけます。

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平井 聡一郎二重埋没法 7,000件以上(2019.4〜2025.12/前職含む)
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ヒアルロン酸注射の施術の流れを詳しく解説

ステップ1:カウンセリング
まず原因タイプを見極めて、ヒアルロン酸が向くかどうかを判断します。向かない場合は、その方に合った別の治療をお勧めします。ご希望や気になっている点も、ここでしっかり伺います。
ステップ2:注入
注入自体は5〜10分ほどです。量の目安は片側0.5〜1.0cc程度ですが、お顔の状態に合わせて調整します。痛みが心配な方には麻酔クリームをご用意していますので、ご安心ください。
ステップ3:施術後
直後からメイクをしていただけますし、通院も必要ありません。その日のうちにそのままお帰りいただけます。
効果の持続期間とメンテナンス

持続の目安
持続の目安は、おおむね1年〜1年半です。使う製剤や入れる量、入れる場所、それから体質によっても幅があります。少しずつ吸収されて、ゆっくり元に戻っていくイメージです。
製剤の使い分け

製剤は、入れる場所と目的で使い分けます。ほうれい線の場合、全体的に補いたいときはボリューマ、ほうれい線の基部(土台)にしっかり入れたいときはボラックスを中心に使います。浅い部分や繊細なところには、やわらかいボルベラを選ぶこともあります。
製剤によって持続にも幅があります。やわらかいタイプは2〜6ヶ月ほど、中等度のタイプは12〜18ヶ月ほど、硬めのタイプは最長で24ヶ月程度が一つの目安です。どれが合うかは、お顔の状態を見て判断します。
長持ちさせるポイント
完全に元に戻ってからより、「少し戻ってきたかな」と感じた頃に足す方が、少ない量で自然に保ちやすいです。タイミングは診察で状態を見ながらご提案しますので、気になったら相談してください。

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「自分にはどの製剤が合うか」「ほうれい線にいくらかかるか」を、診察してから判断材料をお伝えします。流れ作業のような対応ではなく、十分なお時間をいただいてお話を伺います。
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院長 平井 聡一郎
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副作用とリスクについて知っておくべきこと
どんな施術にもリスクはあります。多くは一時的なものですが、ごくまれに注意が必要なものもあるので、きちんとお伝えしておきます。
| 副作用・リスク | 内容・改善の目安 |
| 腫れ・赤み | 多くは軽度。数時間〜数日で自然に改善。 |
| 内出血 | まれに青あざが出る。数日〜2週間で改善。カニューレ使用でリスク低減が可能。 |
| 痛み・違和感 | 注入部位が少し痛むことがある。数日で自然に治まる。 |
| しこり・硬さ | 馴染むまで硬く感じる場合あり。数日〜数週間で柔らかくなる。 |
| 血管閉塞(非常にまれ) | 血管に誤注入すると皮膚壊死・視力障害の可能性があります。危険な部位を避け、注入の深さに配慮して予防します。疑いがある場合はヒアルロニダーゼで対応します。 |
よくある質問
Q1. ヒアルロン酸注射は痛いですか?
チクッとする程度の痛みはありますが、麻酔クリームを使って和らげることができます。痛みが心配な方は、遠慮なくお申し出ください。
Q2. ダウンタイムはどのくらいですか?
大きなダウンタイムは基本的にありません。直後から軽い腫れや赤みが出ることはありますが、多くは数時間〜数日で落ち着きます。私は血管を避けて注入していて、出血が少なければ腫れも比較的目立ちにくい傾向があります(個人差はあります)。
Q3. 効果はどのくらいで実感できますか?
注入したその場で変化を確認できます。ほうれい線は、唇や涙袋と違って直後と数日後で大きく変わることはあまりないので、その場の仕上がりがほぼそのまま続くとお考えください。
Q4. 不自然になったり、しこりになったりしませんか?
不自然さの多くは、入れすぎや浅すぎる注入から生まれます。必要な量だけを適切な深さに入れているので、馴染めば触ってもわかりにくい仕上がりになります。
Q5. 万が一、気に入らなかった場合はどうなりますか?
ヒアルロン酸はヒアルロニダーゼ(溶解剤)で溶かして調整することができます。入れたら一生そのまま、というものではないので、その点はご安心ください。
Q6. 料金はいくらですか?
1cc あたり ¥72,000(税込)で、カウンセリング料・処置代込みです。2本目以降は10%OFFになります。詳しくは料金ページをご覧ください。
Q7. 危険性はありませんか?
ごくまれですが、血管に誤って注入すると、皮膚壊死や視力障害につながる可能性があります。だからこそ、危険な血管の位置を把握して避けること、深さに配慮することが何より大切です。当院では万一に備えてヒアルロニダーゼ(溶解剤)を常備し、安全に配慮した体制で施術しています。
まとめ〜ヒアルロン酸でほうれい線改善
お伝えしたいことは、2つです。
1つは、「線に入れれば薄くなる」わけではない、ということ。原因は骨格・たるみ・脂肪・筋肉の4タイプに分かれていて、ヒアルロン酸が主役になるのは主に骨格タイプです。向かない方には、ボトックスや脂肪吸引、リフト系をお勧めします。自分がどのタイプかを知ることが、遠回りに見えて一番の近道です。
もう1つは、自然な仕上がりは「入れすぎないこと」と「適切な深さ」で決まる、ということ。必要な場所に最小限だけ。それを守れば、自然に仕上がります。気になっているけれど自分がどのタイプか分からない、という方は、まずはご相談ください。
自由診療に関する必須記載事項
- 施術名:ヒアルロン酸注射(ほうれい線へのヒアルロン酸注入)
- 施術内容:鼻翼基部(小鼻のつけ根)・ほうれい線周囲にヒアルロン酸を注入し、土台を補ってしわ・溝を目立ちにくくします
- 費用(税込):1cc ¥72,000(カウンセリング料・処置代込、2本目以降10%OFF)
- リスク・副作用:腫れ・赤み・内出血・痛み・しこり、ごくまれに血管閉塞による皮膚壊死・視力障害(ヒアルロニダーゼ常備)
- 施術時間の目安:約5〜10分(カウンセリングを含めて30分〜1時間)
ヒアルロン酸注入は自由診療(保険適用外)です。
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